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コラム

社会人になるとこう変わる! 180度違う7つの現実

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はじめに

「社会人と学生の違い」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?自由な時間の減少、責任の増加、上下関係の厳しさなど、さまざまな変化があるでしょう。しかし、社会人になれば、自分の行動に責任を持ち、周囲との関係を築きながら働くことが求められます。本コラムでは、社会人と学生の違いを「180度変わる7つの現実」として紹介し、スムーズに社会人生活へ移行するためのポイントを解説します。

 

1. お金を払う側から、もらう側へ180度変わる

学生時代は学費を払い、学校の「顧客」として扱われます。学校は学生を大切にし、進路相談にも親身になってくれます。しかし、社会人になると立場が逆転し、お金をもらって仕事をする側になります。

これはつまり、顧客や会社に価値を提供しなければ、報酬を得ることができないということです。仕事では「努力」だけでなく「成果」が求められるため、責任感を持って行動することが大切になります。

例:

  • 学生時代:授業料を支払い、大学側がサポートしてくれる。
  • 社会人:顧客からお金をもらい、その対価として仕事を提供する。

 

2. 時間の使い方が180度変わる

学生時代は自由に時間を使えましたが、社会人になると仕事が最優先になります。特に、重要な仕事と緊急性の高い仕事の区別ができなければ、常に時間に追われ、思うような成果を出せないこともあります。

アイゼンハワーマトリクスとは?

タスクを以下の4つのカテゴリに分類し、適切な優先順位を決めるフレームワークです。

アイゼンハワーマトリクス

例:

  • 学生時代:自由に時間を使えるため、タスク管理の必要性が少ない。
  • 社会人:仕事の緊急度と重要度を見極め、適切な優先順位をつける必要がある。

 

3. 責任の重さが180度変わる

学生時代に問題を起こしても、保護者や先生がフォローしてくれることが多いでしょう。しかし、社会人になると自分の行動に対する責任がより重くなります。

たとえば、あなたが提出すべき書類を忘れたことで、会社の業務に影響が出た場合、単なる謝罪では済まされず、信頼を回復するための対応が必要になります。社会では「誠実な対応」と「再発防止策を考える姿勢」が大切になります。

例:

  • 学生時代:遅刻しても親や学校が対応してくれることがある。
  • 社会人:ミスをすれば会社の信用を損ない、結果に責任を持つ必要がある。

 

    4. 評価の基準が180度変わる

    学生時代は試験の点数やレポートの評価が成績の基準でしたが、社会人になると「どれだけ結果を出したか」で評価されます。

    例:

    • 学生時代:授業をしっかり受けていれば評価される。
    • 社会人:「頑張っている」だけでは評価されない。成果がなければ給与も上がらない。

     

    5. お金の価値が180度変わる

    収入は増えますが、同時に生活費や税金、保険などの支出も増えます。さらに、スキルアップのための自己投資が不可欠になります。

    「今月の給料でどれだけ飲みに行こう?」ではなく、「どの資格を取れば市場価値が上がるか?」を考えることが重要になります。

    例:

    • 学生時代:アルバイト代を娯楽や交際費に使う。
    • 社会人:自己投資をしないとキャリアアップできず、将来の年収が伸びない。

     

    6. 人間関係のあり方が180度変わる

    学生時代は気の合う友人とだけ付き合うことができましたが、社会人では苦手な人とも協力しなければならないことが普通です。

    例:

    • 学生時代:気が合わない人を避けることができる。
    • 社会人:上司や顧客との関係を悪くすると、昇進のチャンスを失うこともある。

     

    7. 自分の行動が会社のイメージに直結する

    あなたのSNSの発言一つで、会社の信用が揺らぐことがあります。

    SNSの発言が問題となった事例

    • 某企業の新入社員が、内定式で不適切な投稿を行い炎上し、内定取り消しに
    • 会社の機密情報を誤ってSNSに投稿し、企業の信用が損なわれた

    例:

    • 学生時代:個人のSNSで自由に発信できる。
    • 社会人:SNSの発言一つで会社のブランドイメージが損なわれることがある。

     

    スムーズに社会人に移行するために

    4月から社会人になり、学生時代とのギャップで精神的に落ち込んでしまわないためにも以下のポイントを意識すると社会人としてスムーズなスタートをきることができます。

    1. 主体的に学ぶ姿勢を持つ

    待ちの姿勢ではなく、自ら学び、行動することが重要です。

    2. 時間管理の習慣をつける

    学生のうちからスケジュールを管理する習慣を持つことで、常に時間を意識できるようになります。

    3. 社会人のマナーを学ぶ

    ビジネスマナーやメールの書き方など、社会人としての基本を知っておくと安心です。

    4. 実際に働く経験を積む・雰囲気を知る

    アルバイトやインターンシップに積極的に参加して、実際の現場環境に触れておくことで、入社前とのギャップを減らし、スムーズに適応できます。

     

    まとめ

    社会人になるということは、自分の行動に責任を持つことです。

    • お金はもらう側になると、価値を提供しなければならない
    • 時間を効率的に使えなければ、仕事で成果を出せない
    • 責任を果たすことが信頼につながる
    • 評価は努力ではなく結果
    • お金の使い方で、未来が決まる
    • 人間関係をうまく管理できないと、働きづらくなることもある
    • SNSの発言が、思わぬ影響を与えることもある

    学生気分のままでは、社会人になってから戸惑うこともあります。今のうちに、職場体験やインターンシップに参加して、社会人としての意識を少しずつ身につけていくことが大切です。